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【連載】JIAデザイントーク

JIAデザイントーク


●2007年度 第5回デザイントーク
開催日:2008年3月24日(月)
コメンテーター:岡本隆、小島孜、本多友常
司会:青砥聖逸
発表者:正井徹、森村政悦
会場:大阪市中央公会堂地下大会議室

■正井 徹氏(正井建築舎
発表作品/急傾斜地の家(兵庫県西宮市)

西宮市の市街地、丘陵の南東斜面に建つ住宅。
敷地は急傾斜地崩壊危険区域に指定されており、タイトルはそこから名付けたものです。 住まい手との出会いは少し異例で、この敷地で既に着工の緒についていた工務店(設計施工)との請負契約で生じた紛争相談から。その後、様々な経緯から設計をお引き受けする事になったのですが、そもそもの出会いがそんな感じでしたから、望まれていたのは「普通の家」。 斜面地ではあるものの敷地に立っての眺めはさして良いものではありませんし、下手の空地では集合住宅の計画もある。住まい手も周辺の平坦地より桁違いに安い土地価格に惹かれてこの土地を求めたのであって眺望云々が特段の購入理由でもなかった・・・ならば、この与条件の上で家族5人のための「普通の家」=身の丈にあった暮らしやすい住まいを造ろうと試みたのがこの住宅計画でした。
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17:32 : 掲載原稿:  トラックバック(-)  コメント(-)

特集

京都市の新景観制度
2008夏 特集(道家氏顔写真)
執筆者:道家駿太郎
(京都地域会 会長)
(大阪工業大学工学部空間デザイン学科教授)

 京都市の新景観制度が施行されてほぼ1年近く経とうとしている。この間、建築基準法の改悪による建築確認手続きの混乱に加え、京都市では新景観制度の発足も加わり、かなりの混乱をもたらしたことは疑いない。しかし旧市街地や歴史的景観を保持すべき環境において、資本の論理で高層マンションを造り、地域住民の生活を考えずに売り逃げするような、環境・空間の投機対象化の動きについて、新景観制度ではかなり押さえ込むことが出来たと思われる。これで、やっと京都市民や建築家が、将来に向けて永く続く町並の在り方を議論・実践する土台が出来たと言えよう。そこで、会員の皆様に京都の景観制度の背景や制度の概要、そして課題改善への京都会の取組などについて報告したい。
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18:45 : 掲載原稿:  トラックバック(-)  コメント(-)

編集後記

 暑中お見舞い申し上げます。
 新年度は、6年間務められた小南委員長、小池副委員長に替わり京都の木戸口副委員長と一尾が委員長の体制でスタートしています。宜しくお願い致します。小南さん、小池さん長い間、お疲れ様でした。
 設計界は、依然と厳しい状況が続いています。構造の偽装問題に端を発し、昨年の基準法の改正に始まり今秋には、改正建築士法に基づく新しい建築士制度が、スタートします。
 広報委員会は、2008年度、近畿支部の5重点委員会のひとつであります。吉羽支部長のテーマ「行動するJIA」を基に今まで以上の対内広報は勿論、対外にも積極的にJIAをいろんな媒体を通じて各委員会活動や部会活動、事業の案内等をピーアールしていく予定です。また、6年間親しまれてきた会報誌「JIA News Kinki 翔」ですが、現在、支部ホームページにPDF形式で掲載されています。この会報誌に対するアクセス数が低迷している状況から次号からは、ブログ形式に移行することが、前回の役員会で了承されました。内容も新たに、会員各位をはじめ対外的にもより楽しく有意義な情報を発信し、一人でも多くの会員外の人にJIAが認知されるよう広報委員一同、頑張っていきますので今後ともよろしくご支援ご協力をお願い致します。
 今回の夏号でブログ化により編集後記が最後となります。また、前号の編集後記が引継ぎなどの手違いで未掲載をお詫び申し上げます。
(広報委員長 一尾晋示)
18:14 : 掲載原稿:  トラックバック(-)  コメント(-)

【連載】都市点描

湖都の風景

2008夏 都市点描(谷氏写真)
執筆者:谷 祐治
(谷祐治まちなみデザイン研究所)

 滋賀県が一昨年度に実施した「湖国風景づくりワークショップ」でのアンケート結果によると、「景観のために規制を強化すべきだと思いますか」との質問に対し、9割近くの方が「規制を強化すべき」、「少しは規制を強化すべき」と回答された。
具体的な規制内容については「建築物の高さ」と答えられた方が最も多く、相次ぐ高層マンション建設に対する懸念と考えられる。
これらを背景に県は「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例」の見直しを決定。滋賀県景観計画が今年度中に施行される運びとなったが、湖岸に面して市街地を有する市の多くは景観行政団体であり、広域的な視点での風景づくりは「景観行政団体連絡協議会」の設置など、景観法に基づかない独自の取り組みによって実施される事となった。
法的拘束力がない中での理念共有。各市とも景観法に基づく主体的な取り組みを実施しているが、大津市については琵琶湖岸にて建設が進む高層マンションの大半が位置しており、都市計画法に基づく規制の実現が喫緊の課題となっている。
大津市景観計画においては、歴史上重要な資産や周辺の自然環境との調和を図る事などを目的とし、眺望景観保全地域を設定。重要眺望点から山並みの稜線・琵琶湖への見通しを確保することで高さの抑制を図っているが、効果のある地域は限定されてしまう。
また、大津市は30年以上前に、市街化区域の約8割を占める住居系用途地域を第1種から第3種の高度地区に指定。商業地域においても石山寺周辺地区を第4種高度地区に指定するなどしてきたが、需要不足傾向の中でも高層マンションは建設されつづけており、更なる高さ規制を望む声は今も高まっている。
高次な都市機能の集積を図るべく、商業系用途地域の土地利用を誘導してきた大津市であるが、高度利用のあり方に関して検討を始めることが決定されるなど、ここに来て新たな局面を迎えている。現在、都市計画部関係各課のメンバーからなるプロジェクトチームが設立され、市民団体・職能団体と継続的な意見交換会が行われている。検討委員会の設置を念頭に置いたもので、市民との合意形成に向けた取り組みと評価できよう。
最終的には景観審議会、都市計画審議会に諮問がなされ、高度地区の指定等がなされなければダウンゾーニングは実現しない。ただ、全国10番目の古都において、100年後を見据えたまちづくりが静かに動き始めた事だけは、間違いなさそうだ。
景観を視覚に映る実態を客観的に捉えたものとし、風景をより広い範囲を主観的、情緒的に捉えたものと位置づけるのであれば、地域の実情に応じた高さ規制をしていかなければ良好な風土は生まれないと考える。
一人でも多くの市民が当事者意識を持ち、まちづくりにおいて優先すべき事項を確認し合う。こういった作業の継続が風土を継承していくことに繋がり、良好な景観・風景を創出するのだと信じ、これからも活動を続けていきたい。

2008夏 都市点描1
建設が続く高層マンション
2008夏 都市点描2
源氏物語ゆかりの石山寺周辺地区
2008夏 都市点描4
比叡山の麓から眺めた大津
2008夏 都市点描3
重要眺望点からの景観(名神高速道路:大津SA)
18:12 : 掲載原稿:  トラックバック(-)  コメント(-)

【連載】保存再生 建築家の視点

北インドの遺産を訪ねて
~現在躍進のインドを建築家の視点・保存を個人視察する~
2008夏 保存(畑山氏顔写真)
執筆者:畑山正勝
(朝日建築事務所)

世界的に第3世界の時代と報道されている北インドを今回視察した。デリー・ベナレス・アグラ・ジャイプールとインドでは有名な都市をバスと列車他を利用してインド社会の現状体験を終え紀行文として掲載をしました。

 7月13日から19日の1週間の旅程で雨季のデリーに到着、雨季のはずが結果幸いにし1日も雨によることが無く帰国後日本の熱射に驚いている次第です。
 先ずベナレスの都市迄飛行機で行きサナルートをスタートとした。当地は仏陀が始めて説法をした寺院「三蔵法師がたどり着いた終着の場所」や仏塔等の遺跡群が保存されていた。保存状況は庭園式に開放され各部分は現在補修進行中で丁寧に保存されていた、石造群は全てインド砂岩で築造されている。
 翌日早朝ガンジス河に行く、朝5時夜明け前には既に多くの信者が列をなして河に向かって進行。宗教は問わずとの事、途中多くの牛・犬・羊・山羊・豚・人間が動物と同じく朝露で濡れた路上で寝そべりその間を信者が通り、又その隙間を荷車・牛車・人力車・電動式力車・自転車・バイクと秩序無く騒音とクラクションと鉦と雑踏の中、一路続いている。
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15:27 : 掲載原稿:  トラックバック(-)  コメント(-)
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